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いまさら?いえいえ、まだこれからですよ"Blockchain"革命。

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みちのくひとり旅に行こう!!その九

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今朝は翌朝早起きだと息巻いて寝たけど、もっと早めに起こされた。。僕の真横に停めてある乗用車のトランクの上で何やら、登山届けの回収をおっ始めている!!思わず俺もやらされるのかな??なんて思ってしまうほどの大人数だった。そして車内の目隠しの隙間から覗いていてよーく回りを見るとなんと駐車場は満杯。。昨夜はガラガラだったのに。。さすが百名山。

そんなこんなで、朝食を貪って慌てて出発。今日は8時間以内に戻らないと国見温泉日帰り終了時刻に間に合わない。ここの平均タイムは8時間30分位だから、頑張れば行けるか?駐車場から登るとすぐに立派なトイレと水場と、なんと登山靴を洗うタワシまで常備。。素晴らしい東北のおもてなし精神。
しかし、今回は単調な登りが長ーい。。一合目かと思いきや0.5合目なんてものがある。。もう、汗でどろどろ。。おまけにタオル忘れて最悪。これは二回目の失態ですが拷問なんです。顔の塩分が。。やっとの思いで八合目に、3時間掛かって到着。いやー今日は脚が重い。。調子が全くダメです。睡眠不足が最たる原因。

だけど八合目過ぎからホワイトアウトの猛風域に入りだして、頂上付近のお鉢回りはもうやけくそに。。
久住山以来のスーパー寒さ&ミストでぐっちょり、隠れる物は何もないのに、横殴りのカゼカゼカゼ。。もう一枚余分に上着持ってきて良かった。。もしなかったら下山してたな。。山はほんと怖いです。あの蒸し暑さからこの凍える寒さに豹変なんだから。
頂上点2038mで立ち去ろうとしていた青年を無理やり呼び止め、暴風雨のなか記念撮影を頼む。。ちょっと話すと、何でも葛西に住んでて渋谷のIT戦士だったけど、故郷の宮城県に数十年ぶりに戻りWEB関係の仕事を立ち上げているとか。彼は僕とは逆回りにお鉢を廻っていたから、頂上ですれ違い別れました。雨風のなか素晴らしい笑顔の青年(とかいって僕より年上かも)でした。
廻り終わって、八合目に戻ろうとすると勘のいい熟練じいさんが、おい!降り口はそっちじゃねーだべ!!と、唐突に教えてくれた。又しても久住山の二の舞になりかけ、ホワイトアウトの恐ろしさを痛感。。僕は方向感覚を失い、またもう一周するところでした。。感謝。勉強。

帰りはレッドブルパワーを取り入れ、躁ダッシュで下山開始!!手を使って猿みたいに木の枝を利用し、上半身を使用しながら脚への負担を減らす&上半身トレも兼ねる下り方は、猿の多い屋久島で開花。所がこれまたどっかの中学生行事軍団と遭遇!!数百人規模で。。最初は待っていたが、きりがないので通してもらう。たまらずあと何組くらいですかね。。と聞くとまだ数百人いるんで構わず行ってくださいと先生方が気を使ってくれるし、これまたほぼ全員が元気に挨拶。。僕は声が枯れそうでした。ほんとかわいいいい子達だった。東北の子供達は、まるで綺麗な雪解け水のように思えてしまった。

蓋を開ければ、行きは3時間45分トータル6時間15分で終了しました。疲労困憊でしたが。。展望が何にも得られないトレーニング登山になってしまった。

そのあとは車のなかを整理しながら余裕で国見温泉へ。ここは真緑の凄いお湯で有名なところ。味がまた強烈でこりゃ青森の新屋温泉とおなじガスの味だと思った。混浴露天も全裸でたった一人っきりで、なにも隠さないで最高だった。ガラガラだったけど帰る頃には沢山お客が来出していた。

そして、いまは宮沢賢治の花巻市に来ています。天気的に早池峰山は取り止めます。ガスった山には散々トライしたけど、登る価値はあまりもう見いだせないので。後は観光ですね。

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