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いまさら?いえいえ、まだこれからですよ"Blockchain"革命。

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みちのくひとり旅に行こう!!その十

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あさ宮沢賢治記念館に向かうと、そこそこ込み合っていて驚く。回りも森にか困れていてなんだかジブリっぽい感じ。逆か。。記念館には遺稿や遺品が展示されており、戦火の空襲で焼けなければもっとあったそうだ。経歴から見ていると、おっさんが、きったねえ字だんべなあ。。と叫んでいる。こっちの方は美術館内でホントによくしゃべる。。慣れるしかないのか、まあ耳を塞ぐ装置を持ってくるべきだった。

しかし、確かに宮沢賢治の字は読めない。。ところが、おっさんが叫んでいた時の遺稿を見ると父母に向けた遺書だった。

他の原稿とは明らかに違う生気を失った字だった。賢治は自分の死期を悟って書いたそうだ。2才下の妹も24の時に亡くし、自身も37歳で世を去った。(因みに両親は共に80代後半まで存命だったようで驚きだ。)それに比べ、創作中の字は躍動感に溢れ原稿用紙を駆け巡っていた。原稿が世に出ても、お構いなしで手を加え続け、まさに生き物のように変わっていった。

そして驚くべきはその興味の対象の広大さだ。科学、宗教(相当熱心)、鉱物、農業、宇宙、音楽、詞、俳句、きりがない。。まるでダ・ヴィンチのようだ。僕は銀河鉄道の夜以外あまり知らなかったが、帰ったらもっと調べてみようと思う。

ところで、ここでも今度は小学生行事軍団に巻き込まれてしまった。もう笑うしかない。時期が時期だったんだな。でも2013年の小学生たちにも宮沢賢治は愛されていた。

その後は遠野市にむかう。遠野物語は読んでないので当然さっぱりなんだけど、写真家森山大道さんの影響もあって来てみた。しかし道路標識に釜石って出てきた時には、一瞬迷ったけど今回は止めました。遠野ではカッパ淵とその周辺を軽く散策したりまともなランチを食べたりして、今日はもうゆっくりしたくて北上市の温泉に向かった。岩手山でタイム縮め過ぎて脚がグダグダなもんで。

しかし、温泉は相当の山奥にあって運転が堪えた。。夏油温泉といって川沿いに露天が数ヶ所あってまた混浴。一番奥の大湯は47℃あって粘ったけど入れない熱さだった。。冬ならいいんじゃないだろうか。その下にちっちゃいのがあって、そこはなんと川と行ったり来たり出来るのでもうスッポンポンで往復した。遠くから一瞬女性に見られていたが気にしなかった。そういえばここの日帰り入浴時間はとっくに過ぎてたんだけど、優しい聡明そうなお爺さんが一人だし特別に入っていいよと言ってくれたのでした。追い返されたらまた山道戻るはめだったから有り難かった。

そして今夜は盛岡市手前で車中泊。明日はホテルだし、美術館と冷麺と温泉だけにしとこう。
しかし、標高がない平地だとまだちょっと車内は暑いな。虫が凄くて窓開けられないから車中泊は厳しい。外はちょうどいいんだけど。。

※おっとそう思ってたら、雨がざざーっと降ってきたよ!これで少し涼しくなるかな。今回ホントに東北の天気はよく変わった。晴れたり曇ったり、豪雨があったり。でもああ、ここは東京じゃないんだなってよく、感じ入ったな。ギリシャのコリントに行った時みたいに。

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