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みちのくひとり旅に行こう!!その十一

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今朝起きると雨がザアザア降っていたが、どうせまたすぐ止むだろうから気にしなかった。
目的の岩手県立美術館はすぐ近くなので、のんびり向かう。国道からデカデカとアントニオロペス展と掲げられた看板が目にはいる。ジグザグなロゴに合わせたような建築。いい意味でやや古い感じもする。
ロペス展は東京のbunkamuraで初夏に見ていたが、あえて今回もう一度みて見ることにした。
こちらの展示スペースは広々として凄く見易くて、羨ましくなってしまった。作品を隔てるラインも大分取り払われていて、グッと作品に近づける。そして驚いたのは、個人的に一度見た作品の印象が前回とガラリと変わった事だ。
作家の意図した仕掛けか分からないが、大きく変わった。これはこの旅も関係している気がした。
仕掛けといえば、ロペスはトイレの絵で縦のパースペクティブの真ん中にラインを入れ、それぞれ異なった視点から描いている。これは現代的な手法だと思った。
そんなこんなで、結局3時間近く長居してしまった。常設展も素晴らしく彫刻が沢山見れて良かった。ロペスの彫刻も素晴らしく、彫刻にも興味が広がった。

そのあとは、じゃじゃ麺を盛岡中心地に食べに行った。白龍という老舗でカウンターに座り両サイドをベテラン常連らしきおっさんに挟まれ各々の食べ方を真似た。これは本当に美味しくて、後で詳しく紹介しますが最高でした。

その足で盛岡市の南西にある、老舗温泉旅館に日帰り入浴に出かけた。門構えが立派な宿で、日帰り入浴にも快く応じてくれた。露天はだだっ広くガラガラ。ひとりポツンと数分浸かり、評判の内湯に向かう。ここのお湯は僕の好みの、アルカリ単純温泉でさらに硫黄の卵臭がする。屋久島の尾の間温泉に近い!ゆったり浸かって今回の旅最後の温泉となった。

その後は盛岡市内に戻り、ホテルにチェックインして冷麺を食べにいく。盛楼閣という完全な焼き肉屋さんだった。ちょい辛の普通を頼むと、これが激ウマ。。大分の湖月に匹敵、もしくは超えたほどの旨さだった!ツルツル麺のコシはいうまでもないが、その旨味と風味が良かった。大盛りにすれば良かった。。

そして、暫くしてもう一軒ぴょんぴょん舎にも行ってしまった。ここは小綺麗な焼肉店で別階の長〜い楕円のカウンター席に通され、端っこに小綺麗な格好をした女性が一人で座って注文を待っていた。僕は冷麺中辛をオーダーし反対側の端っこに座っていると、後から中年の男性が女性と僕の間に案内されて座った。しばらくすると営業職っぽい見なりの男性はソワソワし始め、僕の横顔を何回もチラ見し、めんど臭かったのでシカトしてると何故か僕の冷麺が最初に運ばれてきた。最初の女性のやつじゃないかな?と思ったけども、メニューは多彩だったので気にせず食べ始めた。軍配はさっきの盛楼閣がダントツ。こっちは普通のちょっと上手い冷麺だった。これは東京でもたべられる。蒲田の食道園と同じレベルだった。そんな残念なジャッジを心の中で下していると、男性がナンパし始めた笑。。楕円カウンターは広く、それぞれの距離は離れている。僕はさっきの盛楼閣の味の余韻が、これで掻き消されるのが残念でならなかったが、一生懸命な男性は一方的に女性に話しかけていた。すると女性も同じ冷麺を頼んでいたらしく、男性に遅いですねと気遣われていた。。
女性も男性もどうやら東京から出張で来ているらしく、男性は平泉観光を女性に進めていたが女性は観光せずに明日帰るという事だった。そうか、僕も東京から来ているがまさか二週間も道楽東北巡りをしていて、実はじゃじゃ麺ランチから、郊外の温泉を挟み、その後は冷麺はしごをキメている。などと言える訳は無かった。。ただでさえ店員のミスから先に頂いてしまっているというのに、さっきの男性の話しかけていい?オーラに答えなくて良かった。。答えていたら完全に浮いてしまっただろうから。僕はホントここぞという時、人と話が合わないんです。

そんなことを考えながら、隣の途切れ途切れの会話も男性の一方通行だし、お先に伝票を持って席を立つ時改めて女性の方をチラッと見たら、美人だった。。。

明日は男性のオススメ通り、平泉へ寄って帰京しますかな。

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