車中泊でひとり旅のすすめ

日本中をひとり旅でまわるノウハウを綴ったブログ。ヘミングウェイが大好きです。

紀伊半島経由中国山陰北陸の旅その四

今日はあえて寝坊。。って言うか、体がガチガチです。普段から運動してるんだけど登山はさすがに長丁場だから、そういう疲れ方しますね。昨日の靴ずれを治すためまず本宮に行く前に薬局へ。さすがウォーキングのメッカ、ばっちり揃ってました。そこのお兄さんが親切な方で、紀伊半島を周回してまだ登山もするといったら、登山の携帯用に包帯やテーピングをタダでくれた!!こんなやさしさあっていいのだろうか。。感激。これだから旅は止められない。昨日の夜遅くにたどり着いた世界遺産つぼ湯で癒したんです!って言ったら、温泉が一番キズにはダメなんですよ(笑)って教えてくれた。。ちゃんと消毒液や絆創膏は購入し、たっぷり雑談して出てきた。しかし、まさかこのあと中国山陰北陸を回るなんて、引かれそうだったので言えなかった(笑)。。紀伊半島を周回で驚かれたってのにね。

さて、道路を挟んで反対側にはあなたも知ってる全国にある熊野神社の総本山がそびえ立っていました。しっかり順序良く参拝をすませた。素敵な神社だった。向かいの世界遺産センターの展示も良かった。ここまできて思ったんだけど、乱暴な言い方だけど紀伊半島って知床半島に京都を突っ込んだみたいな(笑)独特の場所だったってこと。ほんと素晴らしいところです。

水が少ないけど、雄大な熊野川をなぞりながら熊野三山の二ヶ所目、熊野速玉大社に向かいながら途中寄り道して、丸山千枚田に来てみる。ちょうど稲穂が生えていなくて水の鏡面が蜂の巣みたいにキラキラ美しく壮大だった。寄って良かった。

速玉大社は近代的でビックリしたけど、不思議と嫌みがない感じだった。
その後は那智勝浦に移動して疲れもあったので町の温泉銭湯にいった。こういうローカルな浴場には必ず寄ります。案の定ローカリズムに溢れていて感激!!番台には誰もおらず、屋久島以来久しぶりにお金を置いて入浴。そしてビックリ。。湯質がすこぶるいい!!!またソフト硫黄臭で今度は透明滑らか。。やっぱり本宮熊野那智一帯は泉質が良いのだろう。九州や東北ほどのバラエティーさはないけど、これはたまたま僕の好みなので大感激。それにしても太陽がうっすら差し込む大浴場に、ぷかっと浮かびつつ、ウォーターウォークマンでピンクフロイドの狂気をぼんやりと聴いていて、至福の一時のなか一瞬さとる事があった。いい体験だった。

その後は湯冷ましし、近くの料亭でたまにはよい食事を。マグロのうまい那智勝浦で食べないわけにはいかず。かといって赤身の好きではない僕。そこにちょうどいい蕎麦を売りにする店があった。そこでマグロ丼とのセットをオーダー。普通の綺麗な家みたいな店でしゃれた癒し系の音楽と御線香の匂いが漂う独特のいい店。そして蕎麦の旨さに頬っぺたが落ちた。。マグロもうまいやつは旨いんだな。。量も満杯で大満足。味噌汁も初めての美味しさだった。ただ、店の老夫婦がやや、ぶっきらぼうでせっかちだった。そこだけが残念。まあ、慣れの問題だろうね。それも旅の楽しみのひとつ。
店を出たら、夕陽が勝浦の港町を包み込んでいた。


今日も楽しかった。本宮周辺ははほんと良いところで去るのが寂しかった。いつか熊野古道を歩きにまた来よう。